ファミコンって意外とシューティングが少ないんだよな。ってな訳で、”もう一回ちゃんとプレイしてみましょう”シリーズ。

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 高機動戦闘メカ ヴォルガードII 

「ちゃんとシステムを理解してプレイすれば面白い」そんなふうな話を聞いたんで、もう一回やってみる。
まず、このシューティングゲームには、”ダメージゲージ(右上)”の縛りと”POWゲージ(スコア下)”の縛りがあることを理解しよう。POWゲージってのは、いわゆる”弾数制限”。このPOWゲージ仕組みが、ちょっとややこしかったりする。

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たまに出てくる”補給船”。こいつとドッキングするとダメージゲージが回復するのだが、このとき、POWゲージ状態によって”パワーアップ”が装備される。

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具体的にはこんな感じ。
”連射”は連射。ショット系パワーアップの中では一番低燃費。”八方向”もその名の通り、上下左右斜め同時に弾を発射する。燃費はそこそこ。”レーザー”は高出力高燃費。弾に貫通力を有する。
裏技(バグ?)になるのかな? レーザー→連射の順にパワーアップすると、”貫通力を持った連射ショット”が撃てるようになる。これが一番ベスト。
”バリア”・・・ってゆーか、ビット? これはお得。なんてったって、エネルギーを消費しない。ずっといてくれる(VSボス戦のとき消えるが、すぐに帰ってくる)。地上物を破壊するのに便利。
あと、ショットのパワーアップは”上書き”されるので注意。貫通連射のときレーザー(or八方向)を取ると、レーザー(or八方向)に変わってしまう。そういう場合は、あえて補給船をスルーするってのも一つの手。その辺りの判断は各自に任せる。

次に、”2号機”について。ガンダムで言うところのBパーツ。

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この2号機を連れてると、Bボタンで”ロボット状態”に変形できるのだが・・・その必要性に疑問を感じる。

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唯一の見せ場は、VS敵ロボット戦のみ(敵ロボットにはパンチ攻撃しか効かない)。
ロボットに変形するとその鈍足に合わせてか、画面スクロール自体が遅くなる。あまりの遅さにイライラする。なので、普段ロボットに変形することは、まず無い。

ま、ロボット状態のメリットとしましては・・・

1・ロボットに変形した瞬間、2号機のダメージが全回復する。
2・自機のダメージは、ロボット状態のままでいると徐々に回復する。
3・パンチ攻撃はエネルギーを消費しない。

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4・こういう場合は、ロボット状態でしゃがまないと避けれない。

ま、こんなもんかな。

とにかく、最強状態(貫通連射+バリア+2号機)を維持すること。POWゲージは常に80%以上を維持。最悪、40%切るとすべてのパワーアップが消えてしまうので注意。

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エリア25のア・バオア・クーモドキを撃破。この後、何事もなく、エリア12へとループ。「AREA25 CLEAR!」みたいな文字すら出ない。

ふむ。まぁこの”パワーアップシステム”は認めよう。なかなか斬新である。しかしやっぱ、結局は同じことの繰り返し。せめて、毎回違ったボスが出てきたら、もうちょっと楽しめたのかも。それでもまぁ、クソゲーってレッテルは剥がしてあげよう。